アクア琵琶では、琵琶湖に関する最新の研究成果を来館者のみなさまに広く紹介し、
スタッフも勉強するための場として、昨年度末から「琵琶湖講座」を開催しています。
5月28日、今年度第一回の琵琶湖講座が行われました。
今回のテーマは「琵琶湖の水草について」。講師は滋賀県立大学准教授の浜端悦治先生です。
先生は長年、琵琶湖の水草相の特徴や変化を研究して来られました。今回は最近の琵琶湖の
水草群落の拡大と質の変化や、琵琶湖と大陸を行き来する渡り鳥と水草の関係について
ご紹介いただきました。
なかでも、琵琶湖に飛来したコハクチョウの体に、ヒシの実やさまざまな水草の破片が付着し、
それが水草の広域的な分布拡大に寄与しているという話はとても新鮮でした。
また、カモ類の胃や糞から水草の殖芽(越冬のための芽)や種子、塊茎(イモ)が見つかり、
糞から検出された種子でも普通に発芽することが確かめられ、これらも水草がひろがるのに
役立っているとのことでした。
身近に存在する琵琶湖の水草が世界とつながっているという話に、参加者のみなさんも
大いに興味をそそられたようで、約1時間の講演終了後も、盛んに質問が飛びかいました。
浜端先生、貴重なご講演をありがとうございました。
琵琶湖講座はおおむね1ヶ月に1度程度、開催予定です。
次回は6月19日に、龍谷大学の竺文彦先生をお招きし、お話をしていただく予定です。
みなさまも、ぜひお越しくださいませ。















