環境担当のNです。瀬田川の清掃活動や環境保全活動を実践されているNPO「瀬田川リバプレ隊」さんより、外来魚解剖教室の講師の依頼があり、出前講座に行ってきました。
といっても、会場はアクア琵琶の隣の、ウォーターステーション琵琶。水に関する活動をしている住民団体さんの拠点施設です。
当日は、ボーイスカウト大津20団・21団のみなさんもまじえ、おっかなびっくり、解剖教室がはじまりました。
琵琶湖南湖の漁師さんから入手したというオオクチバスで、大きなものは50cmほどありました。講師として、まずはお手本に一尾、解剖します。「キモチワルー」という声もあがる中、外来魚といえども命には変わりないこと、解剖するときはそれを忘れずに、しっかりと学習してほしいこと、などを伝えます。
その後、参加者のみなさんにも解剖にチャレンジしてもらいました。大小さまざまなオオクチバスの胃から出てきたものは・・・ブルーギル、スジエビ、テナガエビなどなど。

←こちらはブルーギル。一緒に吸い込んだのか、水草の破片も出てきました。
そして今回、参加者ばかりか、これまでに幾度と無く解剖をこなしてきた講師の私もたいへん驚いたのは、コレです。

←プラスチックワーム×3本!!しかもこのボリューム・・・計約50グラム。
ワームとは、ブラックバス釣りに使うルアーの一種です。これまでにも1本ずつ出てくることはありましたが、12?15cmもある大きなワームが1尾から3本も出てきたのは、はじめて見ました。
琵琶湖の南湖といえば、バス釣り人の大変多い場所です。針が付いていなかったので、おそらく、ちぎれて落ちたか、ポイ捨てされたワームを、間違えてオオクチバスが飲み込んでしまったのでしょう。
外来魚問題で揺れる琵琶湖、その当事者であるオオクチバスも、人の身勝手な行為の犠牲者であると言えそうです。
参加者のみなさんも、予想外のものが胃から見つかって、オドロキの表情でした。普段は見ることのできない外来魚の生態を垣間見て、それぞれに考えを深めてくれていたようです。